ばたばたとしているうちに、時間なんていうものはあっという間にすぎていってしまうものですね。
初めての丘の上古本市の開催から早くも一年がたってしまいました。年2回のペースで行なっている古本市も、一巡してしまいもうこれが第三回目となります。終わってしばらくの間まっしろになって、気づくと次の用意をしなければとばたばた、そんなことが続いたので、時間の距離感はまったくもってぐちゃぐちゃになっております。
さて、今回参加いただいた店主さまたちは関東、東北各地から約30名もの方々。みなそれぞれに素敵な本を並べ、お店を開いていただきました。ぽっぽと県内の方も増えてきたようでうれしくなりました。
そう、今回は3度目とあって、これまでとは違って余裕の進行だったはずなのですが、結局どこかの業界のようになぜかしらか順調に遅れていってしまい、当日はいろんな忘れものがあり、つっこまれてはじめて思い出したものも多々あったような状態でした。
そんなことを言いつつも、これを書いている今では、もうすでに記憶が薄くなり、もしかしたら忘れ去られているものもありそうですし、もちろんいつも通り写真はほとんど撮り忘れてしまっているのですが、関係者のみなさまに甘えつつ、なんとか無事っぽく終えることができましたようですのえ、ひとまずはありがとうございました!
さて今回は(ありがたいことに!)うっかりお声をかけたら遠ーーくにお住いの店主さんなんだけど来ていただけてしまったり、ギブソンを抱えて唄をうたう人に会場をうろうろとしてもらったり、ハンモックで揺られてみたりと、いろいろと投げこんでみたのですが、知らぬ間にあちこちで、なんだかそれぞれ勝手に始まったりしていて、見逃したことも多かったようで、コピーロボットほしいなと思いました。
ということで、参加ご協力をいただいた多くの店主さまやご来場のみなさまには、前回よりもさらにもっと、ゆるーく楽しんでいただけたのではないでしょうか。
今年の秋空は長いこと荒れていて、開催前の週には台風が、そして古本市1日目もあいにくのお天気となってしまいました。昼頃までしとしとと雨が続き、店主さまたちの中にはなかば休業状態で、ほかのお店をゆっくり見て回るという時間の使い方をしていた方もいたようです。出店しているとなかなかそういう機会も持てませんから、それはそれでよかったよ、よね? と考えることにしました。
その雨も午後にはあがり、とはいえ昼間の空気感をひきずってなのか、ハンモックや唄がはまってのことなのか、いつも以上にのんびりまったりとした雰囲気がただよう古本市となりました。
確認したからといって変わる事はないのに、天気予報をちらみしつつむかえた2日目は、おかげさまで陽もさして初日に見えられなかった方にも足を運んでいただけたと思います。初日にちょっと少なかったお客さまも、終わってみるとこれまでと同じく、約2,000名ほどの方々にいらしていただいたとのこと。
どうなっていくのが正解なのかなんてのは皆目見当もつきませんが、今後とも楽しそうなことは投げ込んで行こうかと思います。。
おっと、イベントは16時に終わったはずが、ぐっと更けてからも積み込み & 積み降ろしのパズル。なんてイベントも最後に楽しむこともできました!
これはこれで大の大人が数人頭を寄せ合って、ああでもないこうでもないと積み込んではまた出してを繰り返しながら楽しみました。しかし家に帰るまでが遠足です。くれぐれも手に入れた垂涎の一冊を運転中に、なんてことはないようにお願いいたします。
ではでは、次回もよろしくおねがいいたします
*順不同・敬称略
【開催情報】
日時:2019年10月20日(土)、21日(日) 10:00〜16:00
場所:笠間工芸の丘 特設会場(茨城県笠間市笠間2388-1)
主催:Book KASAMA
協賛:木工やまぼうし
協力:(一財)城里町開発公社
後援:茨城県陶芸美術館 笠間市 笠間市教育委員会 (一社)笠間観光協会
▲