第一回 丘の上古本市 [2018.10.20-21]

丘の上古本市 第一回目は2018年10月20日(土)、21日(日)の二日間、茨城県笠間市にある笠間工芸の丘で行われました。

その名の通り丘の上の場所なだけに、強い風にあおられることも多いのですが、この二日間はそんなこともなく、両日とも快晴で、そろそろ晩秋だというのにあたたかくイベント日和にめぐまれました。

当日は2,000人もの方々に足を運んでいただき、ご来場のみなさまには楽しげに探し、選んでいただけたようです。

小さな町のちいさな書店なんかに行くと、返本のタイミングを逃して数十年を過ごしてしまい、背表紙が真っ白に日焼けしてしまった本が並んでいたりします。これは笠間市だけでなく全国的なことです。個人経営店や古書店だけでなく、複数店舗を運営していた新刊書店も減ってきました。

実際に訪れて見ず知らずの本を手に取り、店主と言葉をかわしながら一冊を選ぶ。思いがけずに探していたものに出会う。そんな機会もだいぶん減ってしまいましたが、この二日間はそういう場になれたのかなと思います。

第一回丘の上古本市

【出店者一覧】

● 陶潤舎・小島英一(文芸・工芸)
坂口安吾全集・全13巻(冬樹社)30,000円は必読です。70年代に刊行された工芸の豪華版の作品集をはじめ陶芸を中心に技法書のみならず歴史作家論など、洋書も含めて多数出品します。御来場お待ちしています。
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● まがりなりにもBook café(ノンジャンル)
2年ほど前、笠間市に本の詰まったダンボールと共に越してきました。連れ合いに減らせと言われ、寄付などもしました(少しばかり)。ジャンルについては傾向も特徴もありません。お気に入りの本も持って行きますので、「やっぱり、売れない」と叫んだら、許してください。手にとって、気になった本があれば、可愛がってもらえたら嬉しく思います。
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● 波平書林(文芸・美術など)
“波平書林は新しい本から古い本まで
オールジャンルの本を取り扱っています。
当日は本以外にも
古い地図やチラシ、映画パンフ、ポスター、切手など
紙モノもお持ちします。

● よたか堂(文芸・専門書)*20日のみ
青森県から沖縄県まで各地の古本市に出店しています。本の内容をイメージして描いた自作表紙を付けたり、読書をモチーフにした絵も描いて、ポストカードにしています。屋号(出店名)は宮沢賢治の「よだかの星」から。
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● リードブックス(旅・エッセイ・生活に関する本)*21日のみ
古本、リトルプレス、お得なアウトレットブックを組み合わせて出品いたします。
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● 長山六(文庫本etc)
自分が読んで感動した本を蔵書していたがここで断捨離する。

● 渡辺兼次郎(文芸・美術・工芸・専門書)
自分好みのもので宗教や人生のもの、陶芸関係の本など中心です。他種類あり。

● 古内の加藤(文庫本、新書、雑誌等)
昭和の古い本からちょっと昔の雑誌まで、どれも思い出深い本ばかりです。大切な本を次の人へ橋渡しするために参加します。

● Book Book Book(雑誌、ふろく)
現代農業、サライ、婦人誌、ドラパーなど雑誌、ふろくなど

● アトリエ・しづ(美術)
私が楽しんだ本をあなたにも楽しんでいただけたらうれしいです。

● 木工やまぼうし・小山昭彦文芸・工芸)
活字中毒? 現職は注文家具の製作30年。前職は公共図書館の司書10数年でした。樹種見本を兼ねた20数種の木を使った「樹々のブックエンド」も出品します。

● るん(文芸・美術・工芸・実用ほか)
初めての出店です。自分が読んだ、または積んでおいて結局は読めなかった大切な本を手渡したいと思っています。読書のお供に、ぐい呑みやマグカップも出品します。

● 積ん読屋(エッセイ、芸術、歴史他)*21日のみ
“いろいろな本を含めて並べます。
難しそうな本はありませんので、お客さんはどうぞ手に取ってください!”

● 糸賀書房(文芸)
文庫本、時代小説、佐伯泰英、鳥羽亮、池波正太郎など

● 亡羊堂(文芸・美術)
渋い肌色 中公文庫から推理・SFなどのちょっと珍しい絶版文庫を中心に、非ベストセラーの文芸書から美術系図録からムックまでと幅広く出品予定です。是非お寄りください。

● koko 丘の上(文芸・美術・工芸・コミック)
鬼平コミックやムック雑誌、木工デザイン本が中心です。着物地や帯を使った手作りブックカバーがおすすめ。お気に入りの一冊、こだわりの一枚がきっと見つかります。

● 西野書店(文芸・児童書)*21日のみ
本大好き♡ 西野夫婦がいろいろなジャンルの本・CDを大量放出♡

● もんちょ(コミック・文庫)*20日のみ
講談社,小学館の青年誌連載ものが多いですが,女性向けもあります。対象は十代後半から大人向けで,古い物は古書店で購入した物もありますが,最近映像化された作品は帯付きの新品同様の状態のものが多いです。複数巻のものはセット販売です。(連載中の物は現在発売中の巻数も表示しています)

● こば書店(文芸)
本は素敵ですよ。家に本を飾っておくだけでもいい気持ちになれますしね。読んだらその中には宝石のような言葉が詰まっています。
わたしが読んで救われてきた本、レイモンド・チャンドラー やフィリップ・K・ディックなどの海外小説を持っていきます。お客様とフィリップ・マーロウのカッコよさを共有したい。
「タフでなければ生きてはいけない。優しくなければ生きている資格なない」『プレイバック』(レイモンド・チャンドラー )より。ぜひ、お立ちよりください。

● 池田古本(古本・古書・紙物)
古書~古本、昭和レトロな本を中心にしています。

● 八日月(コミック・その他、ライトノベルや各種栞)
青年誌系コミックを中心にライトノベルなどの読みやすい本を持って参加します。
また、貝殻やビーズ・ダチョウの卵の殻などを使った手作りの栞もありますので、気になった方はぜひ遊びに来てくださいね!お待ちしています♪

● ソフィア(文芸、推理小説、人文・社会・科学関係 )
硬軟取り混ぜて、多様な本を揃えました。
エッセイ・珍本・奇本等に加え、絶版・品切れ本も多数あります。

● 松鳥むう(文芸・コミック・旅行ガイド)*21日のみ
島旅イラストエッセイストの松鳥むうです。今回は、拙著(新刊)販売をします。
島旅、ゲストハウスめぐり、滋賀県の民俗行事めぐりがライフワーク。今までに訪れた国内の島は85島。その島や地域の人の日常のくらしに、ちょこっとお邪魔させてもらう旅が好き♪著書に『島旅ひとりっぷ』(小学館)、『日本てくてくゲストハウスめぐり』(ダイヤモンド社)、『おばあちゃんとわたし』(方丈社)、『トカラ列島 秘境さんぽ』(西日本出版社)等。
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● ハッタリー堂・井戸淳(コミック・文芸)*21日のみ
グルメ漫画と食べ物本、あとSFアリマス

● 猫旅建築士の猫の気まぐれ店・本谷由香(文芸・児童書など)
猫と旅したい建築士による、猫のような気ままなお店。今回は本と人にて御縁を繋ぐ「旅する古本」を扱います。貴方と出会うための本が見つかりますように・・・
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● 女結び屋さんの古本店(文芸・児童書など)
女性たちが様々な事やものにて縁を結ぶことを目的に活動してます。今回は古本をテーマに、古本にあった結びを提供します。通常の活動拠点は、茨城県ひたちなか市にある風知草サロンです。よろしくお願いします。
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● 火翁窯(美術・工芸・専門書)*20日のみ
よりすぐりの美術・デザイン関連書、美術雑誌、画集等を出品いたします。美術工芸分野の方にはまだまだ有用な参考資料となるかと思いますので、是非この機会に御覧くださると嬉しいです。
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● 稲田堂(文芸・その他いろいろ)
新旧のグルメ本等のエッセイ、山口瞳、向田邦子、池波正太郎、その他文庫本(オール100円)

● 兆福堂(芸・幻想文学・ミステリ・SF他)*20日のみ
古本の楽しさは、昨日出た新刊書の隣に百年前の本がならんでいるところです。また、古本の値段は、「需要と供給」のバランスと店主のセンスからなる合わせ技であり、これも面白いものです。兆福堂では、幻想文学やミステリ(というより探偵小説)、SF というジャンルフィクションを中心に新刊旧刊取り混ぜております。そして値段も「買う楽しみ」を満喫していただける価格にしています。ぜひ、お立ち寄りください。創業十周年記念で100円均一コーナーも準備中です!

● RAINBOWBOOKS(文芸・美術・コミック・児童書ほか)*21日のみ
絵本や画集を中心に少し変わった本などお持ちします。また自分で描いた漫画をまとめた漫画集を販売いたします。
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● ベイス(コミック・専門書・小説)*20日のみ
自分で読んだものが、ほとんどなので、状態はよいものが多いと思います。実用書や小説などです。コミックは古いものが多いですが巻数はまとまっています。

*順不同・敬称略

【開催情報】

日時:2018年10月20日(土)、21日(日)

10:00〜16:00(21日は15時まで)

場所:笠間工芸の丘 特設会場(茨城県笠間市笠間2388-1)

 

古本市はまだまだ続きます

なにかしら次回のご報告ができるようになってから、と思っていたらまるまるふた月の放置となってしまいました。

お知らせできることといえばー
お正月の小島は本業・陶器をがんばりますよ、と。

丘の上古本市の会場となった笠間工芸の丘では正月2日から「彩初窯市」が開かれます。今回で18年、20回目の開催ということで、立ちあげの頃を振り返ったこんな文章も書かれております。
[ 瀬戸屋になる – 彩初窯市のこと ]

イベントも、どんな事もそうですが、最初はなんだかんだ大変で、そして楽しそうだなぁ。そんな雰囲気がみてとれまます。

【第20回 彩初窯市】

日時:2019年1月2日(水)~6日(日)10時〜16時(最終日は15時)
場所:笠間工芸の丘 特設会場(茨城県笠間市笠間2388-1)
https://kasamapott.exblog.jp

 

さて、本年の丘の上古本市は初回ということもあり、各位には甘えてしまった事も多かったと思いますが、それらを許して、飲み込んでいただき大変感謝しております。

 

おかげさまで当日は天気に恵まれ、押し入れや本棚、みかん箱の肥やしにならんとしていた本たちに、次の持ち主へと引き継ぐお手伝いができたこと、とても嬉しく思います。最近は書店へ行く機会も減ってしまい、こんな風に本を選んで/探している景色を見る機会も少なくなってしまいました。もちろん古本も、ですが、こういった活動が”本”そのものの流動の一助になればと思います。丘の上古本市2018

年はじめの古本市はこちら!

全国を網羅した情報はこちらのブログ
[ 一箱古本市あれこれ(情報など) ]さんのところで、丁寧にくわしく掲載してありますので、ここでは茨城県笠間周辺のものをいくつかご紹介させていただきます。

今回初というマンガに特化したもの、町なかの軒先や通りでおこなわれるもの、古本プラスあれやこれやなもの。どこも楽しそうなものばかり。それに会場となっている町なか散策には楽しげなところばかり!

こたつとみかんとお餅と猫と、そんななんだかんだで畳にくっついてしまったおしりをはがして、ぜひお気に入りの一冊を探しにいってみてください!

 

マンガ古本市(栃木県)

日時:2019年1月13日(日)11時~16時
場所:足利市民会館(栃木県足利市有楽町837)
http://www.manga-furuhonichi.net

 

こたつで本まっち(千葉県)

日時:2019年1月13日(日)11時~17時
場所:ハックルベリーブックス(千葉県柏市柏3-8-3)
https://www.facebook.com/honkatsu500/

 

鬼子母神通り みちくさ市(東京都)
日時:2019年1月20日(日)11時~16時
場所:東京・雑司ケ谷 鬼子母神通りほか(最寄り駅:都電荒川線 鬼子母神前停留所)
http://kmstreet.exblog.jp/

 

お座敷一箱古本市(東京都)
日時:2019年1月20日(日)
場所:Readin’ Writin’ BOOK STORE(東京都台東区寿2-4-7)
http://readinwritin.net/

 

第7回 ​いわき街なか一箱古本市(福島県)
日時:2019年1月27日(日)10時~16時
場所:坂本紙店2階サカモトホール(福島県いわき市平1-15)
https://hitohakoiwaki.wixsite.com/hitohakoiwaki

https://twitter.com/hitohakoiwaki

 

Ever Book Street(千葉県)
日時:2019年1月27日(日)、28日(月)10時~16時
場所:大多喜ハーブガーデン(千葉県夷隅郡大多喜町小土呂2423)
http://hoshizora-library.koto.blue/?p=1831

 

ではでは、次回ご案内まではもうしばしお時間をいただくかと思いますが、来年もよろしくお願いいたします!

まだ物足りないぞっ、という方のための古本市のお知らせ!

先日の笠間工芸の丘 丘の上古本市には、たくさんの方にいらしていただきありがとうございました。
わたくしは残務が残っているので、なんだかまだまだイベントは続いているような気がしています。

そんなことはさておき、笠間近隣ではさまざまな古本市が開催されますのお知らせです。

出店しても、遊びに行っても楽しかったな。
もっと本の話がしたいな。
なんだかまだ物足りなかったな。

なんて方はちょっと足を延ばして遊びに行ってみてください。
気があう人、探しもの、自分に合う本がみつかるかもしれません!

 

オリオン☆一箱古本市2018
日時:11月3日(土)・11月4日(日)
10:30~17:00
場所:栃木県宇都宮市オリオン通り

今月末まで出店者も募集中です。
詳しくはこちらをごらんください。

ご案内:https://map.goo.ne.jp/event/id/104303/
公式サイト:https://orionhthk.exblog.jp/

 

第5回​いわき街なか一箱古本市
日時:2018年11月10日(土)
11:00〜16:00
場所:坂本紙店2階サカモトホール(福島県いわき市平1-15)

こちらもオリオン通り同様、屋内なので寒さも気にせずゆっくりさがせますよっ!
詳しくはこちらをごらんください。出店者も募集中です。

公式サイト:https://hitohakoiwaki.wixsite.com/hitohakoiwaki
ツイッター:https://twitter.com/hitohakoiwaki

ではでは、本を持って街にでて、たのしい1日をおすごしください!

ラヂオつくば「Wh@t Tsukuba」に出演いたしました

ラヂオつくば「Wh@t Tsukuba」そうなんです。出演させていただきました。なんです。放送は生本番のまますでに終わってしまいました。

去る10月13日、丘の上古本市の告知ということで、発起人・小島英一がラヂオつくば「Wh@t Tsukuba」へ出演させていただきました。

 

放送間もなく、という時間にSNSで告知させていただきましたが、ちょっと遅いですよね。

本番中、わたしはスタジオ近隣でチラシを置いていただける所はないかしらんとふらふらしていて、聞けていないのですが、陶芸家としての小島さんのことや、丘の上古本市、古本についてを楽しくお話してくれたそうです。

写真は当日のパーソナリティーりんりんさんこと荻根文江さん。彼女のおかげでちっとも緊張することもなく。リラックスしてお話しできたのではないでしょうか。

ラヂオつくば「Wh@t Tsukuba」本番
そんな、緊張しているのかリラックスしているのか、な本番中からの一枚です。写真を見るかぎり、いつものひょうひょうとした雰囲気はラジオでも伝えられたっぽいですね。

なににしろ、無言つづきの放送事故とかにならず、無事に放送がおわってなによりでした。

 

ご協力いただいたみなさん、お聴きになっていただいたみなさん、ありがとうございました!

(写真提供:ラヂオつくば)